北九州 まなびとキャンパス"

レポート

北九州まなびとESDステーションでは、まちなかで様々な活動が行われています。
ここでは、それらの活動のレポートを更新していきます。

【小倉STORY vol.2】こくらむかしものがたり

こんにちは!
北九州市立大学 小倉活性化PJの田中です!

この企画では月に1回「小倉を愛するヒト、小倉のまちで活躍するヒト」に
スポットを当て、その人の“小倉STORY”を伺います。

今回お話を伺ったのは、小倉北区魚町で三木屋caféを経営なさっている三木雅晶さん。
三木さんは魚町で生まれ育ち、現在はテニススクールやテニス用品の販売等の運営を行いつつ、「三木屋」を経営しています。

この三木屋さん、ふつうのcaféとはちょっとちがう特徴が・・・
なんと、お店をまるごとレンタルすることのできる事業も行っているんです!!
これまでに三木屋では、Jazzの演奏会・着物の着付け講座といった様々なイベントの場所として活用されてきました。ほかに身内でのパーティ等でもレンタルできるため幅広い年代の方が三木屋さんを訪れています。
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そして三木屋さんの魅力はそれだけじゃありません(^^)

一番の魅力は、「庭」
ビルの間にすっぽりとはいってしまう小さな庭ですが、魚町の商店街の真ん中にあることを忘れさせてくれるようなゆっくりとした時間が流れており、癒し空間になっています。
三木さんが子どものころからあるお庭で、昔からご近所さんに
「三木さんのところのお庭はいいね。魚町に庭があるのはここだけだよ」
と言われていたそうです。

たしかに、小倉のまちのど真ん中。
しかも商店街で商業地にお庭があるなんて珍しい。
商店街に住んだことがなかったのですぐにイメージが湧きませんでしたが、そう考えると魚町に庭がある、というのは思った以上に贅沢なことなんですね。

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小倉のまちにきてはや1年半。
昔の小倉ってどんなまちだったんだろう?
私は疑問を三木さんに少しぶつけてみました。

三木さんの子ども時代。
昔の小倉は商業がさかんで、いまよりもたくさんの人で商店街の中がにぎわっていたそうです。そして商店街を歩いているとたくさんのお店のおじさんやおばさんから
「おかえり」「三木君どこいくの?」
と声をかけられ、今はほとんどなくなってしまったご近所づきあいが根付いていました。
そして商店街にすむ子どもも多く、友達と小倉城の石垣やお堀で遊びよく大人の人に怒られていたんだとか。

昔話の中でも商店街ならではなのかな、と思ったのが友達の家に遊びに行くのに屋根をつたいアーケードの上を登っていたというエピソード。
今じゃあり得ない光景ですよね。しかし同時に、三木さんや昔の魚町を知る人たちにとってはそれが当たり前の光景だと感じあたたかい気持ちにもなりました。

また今ではほとんどなくなってしまった、昔ながらの少し変わった喫茶店が魚町にはたくさんあり、よくデートで色んな種類の喫茶店を楽しむ「喫茶店のはしご」をしていたそうです。笑
思い出の喫茶店も数を減り、懐かしそうに話す三木さんも少し寂しそうに感じました。

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昔の小倉を知っていくうちに
小倉や魚町はこれからどんな風に変わっていくのだろう
小倉のまちを元気にしよう!と活動している私たちはどうしていくべきなんだろう
とぼんやりとした考えが浮かびました。

そんな私たちに三木さんは
  「やりたいことがあったら、最後まであきらめないで粘ることが大切。
   マイナスな理由に負けないで、どうやったら成功できるかということを考えて。」

そうおっしゃってくれました。
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三木さんは学生時代から
こんなことをしたらいいんじゃないか?
ということを考え、実際にやってみることが好きで、その考え方は今の自分の生き方や仕事にも影響しているそうです。

こういうことがやりたいけど、○○の理由でできない。
私はやりたいことが思いつくたびにそんなふうにしてアイディアを消していたように思えます。
三木さんの「最後までねばれ!」
この一言をよく考えて小倉のまちをもっともっとすてきな場所にしていくために頑張らなきゃと思いました。

たくさんの若者に
「小倉っていいところだよね」
とおもってもらえるように、これからもプロジェクトのメンバーで活動していかなければ!!