北九州 まなびとキャンパス"

レポート

北九州まなびとESDステーションでは、まちなかで様々な活動が行われています。
ここでは、それらの活動のレポートを更新していきます。

【まなびとボイス】岩永真一さん(福岡テンジン大学学長)

学生が社会で働く人達に、取材を行なう「まなびとボイス」。
働くってなんだろう?社会人の方はどんなことを考えているのだろう?ということを知る活動です。




9月14日私たちまなびと広報プロジェクトは、福岡テンジン大学学長・まなびとESDステーション特任教員の岩永さんに取材してきました。
岩永さん①

“卒業しないことの可能性”

岩永さんが学長を務める福岡テンジン大学の目的はまなびとESDステーションと同じ人材育成です。しかし、まなびとESDステーションは大学生を対象としているのに対し、福岡テンジン大学は社会人を対象としています。福岡テンジン大学が社会人を対象としている理由は、その可能性にありました。大学生は卒業と同時にその街を離れることが多いですが、社会人は卒業することがないため、その分長く地域にとどまることができます。地域で暮らす時間が長ければ長いほど、継続して地域を盛り上げていける力を持っているのです。
福岡テンジン大学を卒業しないこと、つまりその街に居続けることが大切なのかもしれません。

”伝えたことが伝わったことではなく、伝わったことが伝えたこと“

現在、小学生から70代80代までの幅広い世代への教育活動も行っている岩永さんに、コミュニケーションを取る際に大切にしていることを伺いました。
「コミュニケーションには資格つまり決まり・正解がない。その分可能性が沢山ある。伝えることが重要ではなく、どうしたら伝わるかを考えることが重要。そうしないと伝わらないし、心も動かせない。」
社会に出ると様々な人とコミュニケーションを取らなければなりません。そのため、まず相手のことを知り、相手に合わせた伝え方をすることが大切だと思いました。

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“日本に住むなら福岡以外ない”

岩永さんは生まれてから一度も福岡を出ていないそうです。他の地域に行きたくはないのか尋ねると、「他のところに行くくらいだったら、まだ海外のほうがいい。日本に住むなら福岡以外ない。」とおっしゃっていました。私はこの言葉がとても印象的でした。岩永さんは福岡のオープンで外国みたいなところが好きだそうです。これから岩永さんのように「ずっと福岡にいたい!」と思う人が増えると、もっと街が楽しくなると思いました。

“未来に続く街づくりとは?”

私達、まなびとの合言葉でもある「ESD」“持続可能な開発のための教育”にちなんで、未来に続く街づくりについて伺いました。
よりよい街にするためには、その街のために活動する人材が常に現れ続けることが大事だそうです。また、岩永さんは「街をつくっているという感覚はない。人づくりを通して街に貢献している。」とおっしゃっていました。

今回の取材では、主に教育・街づくり・コミュニケーションについて伺いましたが、これらはすべて関連していることに気づきました。様々な人とコミュニケーションを取り、良き人材を育て、街づくりに貢献する。そのためには、まず自ら進んで行動し、周りを変えていくことが大切だと感じました。また、一方的に伝えるのではなく、どうしたら伝わるかをよく考え、人の心を動かせるような広報をしたいと思いました。

集合
(取材:天野由美子・古賀加純 撮影:田中佑依・林栞)






岩永さん③

岩永 真一(いわながしんいち)
福岡市出身。広告業界を経て2009年に独立。学生時代よりNPO法人グリーンバードに参加をはじめ、
福岡打ち水大作戦やWe Love 天神協議会に参画。2010年9月に福岡テンジン大学として開校し学長も務める。
その他にもフリーランスで販促・集客の企画や、教育機関・男女共同参画での講師、ワークショップの
ファシリテーターなどを行っている。

・カエルメディア 代表
・福岡テンジン大学 学長
・グリーンバード福岡チーム 事務局長
・WeLove天神協議会 情報PJリーダー
・北九州市立大学 特任教員
・九州大学 非常勤講師