北九州 まなびとキャンパス"

レポート

北九州まなびとESDステーションでは、まちなかで様々な活動が行われています。
ここでは、それらの活動のレポートを更新していきます。

【まなびとボイス】三迫 太郎さん(グラフィックデザイナー・WEBディレクター)

学生が社会で働く人達に、取材を行なう「まなびとボイス」。
働くってなんだろう?社会人の方はどんなことを考えているのだろう?ということを知る活動です。

今回私たちが取材させていただいたのは、フリーランスのグラフィックデザイナー、
WEBディレクターとして活躍されている三迫太郎さんです。
北九州市出身の三迫さんは、現在、主に福岡で活動をされています。

三迫さんは、まなびとESDステーションのWEBの作成をしていただき、
デザインの面からESDステーションの発足に携わってくださいました。

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学生時代は電気工学を学び、デザインの世界とは全く違う場所にいた三迫さん。
自身が趣味として取り組んでいたプログラミングの技術と、インターネットを通じて触れた
「フォント」への興味が彼をデザインの世界に引き寄せました。
その後様々な経歴を経て、現在フリーランスで多くのデザインを手掛ける三迫さんが考える、
「はたらく」とは一体どういうものでしょうか。

仕事は生活と直結しているもの

「現代って働かないとなかなか食べていくことができないですよね。
つまりそれは生活と直結しているということなので、自分の中であまり「働く」っていうことだけについて考えたことがなくて。
会社を離れると毎月決まった給料があるわけでもないので、シンプルに考えると、
仕事っていうのは『自分に何ができるか、それがお金になるかどうか』ということになるかな、と思います。」

フリーランスで活動されている三迫さんならではのお答えでした。
「自分に何ができるか、それがお金になるかどうか」。シビアで、核心を突いた言葉です。
私は、「自分に何ができるか」ということは「自分にできることを全力でやる」ということであると思います。
たとえそれがバイトでも、報酬をもらうということは、それに見合った働きができていることとイコールであるべきだと感じました。

三迫さんはその後、生活と仕事が切り離せないのは仕事場と家が同じ場所にあるからかな、と笑いながら付け加え、
そして自身の仕事のこだわりについても語ってくださいました。

「とりあえず今は、自分の受ける仕事に対してできる限り全力で当たるということを心がけていきたいですね。
自分が何かをデザインすることで、それを利用している人々が今より住みよく、
気持ちよく暮らすことができるようにっていうことを重視しています。
自分が関わることで、世の中が自分の好きな方向に少しでも変わっていってくれればいいなと思います。」

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そして三迫さんは、学生である私たちに向けてメッセージを下さいました。それは「まずやってみること」。


自分を学生と思わない。

「僕がおすすめしたいのは、「自分を学生と思わないこと」ですね。
この時代、やろうと思えば自分の立場は関係なしに色んなことができるじゃないですか。
自分で絵を描いて発表してもいいし、ホームページを作ってもいい。Tシャツやアクセサリーを作ってネットで販売してもいい。
会社に入るための努力じゃなくても、やりたいことができるっていうのはすごく楽しいことだし、実際仕事をしてても
そういう経験は役立つと思います。何でもやってみたほうがいいですよ。できるできないじゃなくて、まずやってみること。」

私は何かするにあたっても、できない、やれない、とつい自分の選択肢や可能性を狭めてしまいがちな部分があります。
私だけではなく、誰しもそのような部分があるでしょう。そうではなく、やってみたいことをやる、
そういう方向へシフトチェンジしていくことができれば可能性は無限であるということを感じました。
時代をうまくつかみながら、自分の興味や関心と繋ぎ合わせて形にしていけたらいいですね。
(取材:古田尚子・河村春佳・三谷竜郎 撮影:徳山拓也・吉開由佳)

三迫 太郎さん

グラフィックデザイナー・WEBディレクター

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1980年 福岡県北九州市生まれ
システム会社、編集プロダクション、デザイン事務所などを経て
フリーランスのグラフィックデザイナー、WEBディレクターとして活動中。
福岡を中心とした、身の回りにあるクリエイティブな情報を編集する活動「Prefab」や、
福岡発のzineイベント「10zine」の運営も行なっている。

taromagazine
http://taromag.misaquo.org/